事業承継

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〒862-0952
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相続による事業承継で問題となる点

事業承継は、会社の経営権を次の世代の後継者へと引き継ぐことを指し、この事業承継が適切に行えるかによって、その後の会社の経営にも大きな影響を与えることになります。
そのため、様々な視点からリスクを検討した上で、慎重に進めていく必要があります。
相続による事業承継で問題となるのは、資産の引き継ぎです。
承継後も安定して事業を継続していくために、事業用資金や自社株などの資産を後継者に確実に承継してもらう必要があります。
しかし、後継者にこれらの資産を集中させる遺言を作成したとしても、他の相続人から取り分が少ないと不満が出てトラブルとなったり、遺留分を請求されてしまったりするおそれがあります。
また、資産を集中させた結果、多大な相続税がかかってしまい、納税資金が捻出できないといった事態に陥ってしまうかもしれません。
このような問題を避けるためには、生前から資産の引き継ぎについて慎重に検討し、対策をとっておく必要があります。
事業承継にあたってどのようなリスクが想定されるか、法律・税務の両方の視点から確認することが大切です。
事前に何の準備もなく相続が発生してしまうと、適切な対応ができず、トラブルとなってしまうかもしれません。
事業承継には相当の時間がかかりますので、できるだけ早い段階で一度専門家にご相談されることをおすすめします。

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