手続きの流れ

ひとたび相続が発生すると、実に様々な手続きを行っていくことになります。
大きく分けると、死後事務手続、遺産の承継手続、税金関連の手続の３つの手続きがありますが、具体的にどのような手続きがあり、いつまでに・どういった流れで進めていくのかという概要図は、こちらでご確認いただくことができます。
例えば、死後事務手続の中でも、死亡届の提出や保険証の返却については、期限も短く、被相続人がお亡くなりになったらすぐに行わなければなりません。
併せて、遺産の承継手続や税金関連の手続にも着手していくことになりますが、各種の手続きの前提として、まずは遺言書の有無を確認したり、相続人や財産の調査を行ったりします。
特に相続人や財産の調査は、その後の手続きを進める上で重要となりますので、漏れなく調査を行う必要があります。
そして、誰がどの遺産を承継するのかが決まったら、必要に応じて、新たに財産を所有する方への名義変更手続きや、相続税の申告・納税を行います。
しかし、スムーズに遺産の分け方が決まるとは限りませんし、亡くなった方に借金があったりすると相続放棄を検討する必要が出てくることもあります。
お一人一人の状況によって、必要となる相続手続きは異なりますし、中には期限が定められている手続きもあります。
期限内に手続きができないと様々な不利益を被る可能性がありますので、期限をきちんと把握し、計画的に各種の手続きを進めていくことはとても大切です。
相続をすることになったものの、何を・いつまでに・どのような順番で行ったらよいかよく分からないという方は、まずは相続に詳しい専門家にご相談ください。
また、これらの相続開始後の各種手続きを見据えた上で、遺言書の作成や民事信託、相続税対策といった生前対策についてもご相談いただけます。
まずはお気軽にご相談ください。